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tohokuaikiのチラシの裏

技術的ネタとか。

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ブログ広告ってナニモノかって分かってるのか?

ページが見つかりません - smashmedia.jpっていうエントリは、既存のインターネット広告の要約みたいな感じ。特にコメント欄の河野さんの記述は必読。

繰り返しになるけど、インターネット広告って言うのは、広告主が「どうお金を払うか」から見ると

  1. ページビューによる費用
  2. クリック数による費用
  3. 売れた数による費用(アフィリエイト)
  4. タイアップ記事に対する費用。


これだけ。モバイルとかセグメントわけとかOvertureのキーワードとか色々あったように感じるが実にこれだけなんだ。で、これ以上増えるとも思えない。

んで、これだけじゃ広告が売れないよねってことで色々とやってるわけだけど、まぁそんなにたいしたことが無い。結局「量」が問題になってくる世界に突入してしまった。

つまり、

  1. ページビュー売りなら、大手媒体(Yahoo!とか)が好調
  2. クリック数売りなら、大手媒体(Adwords/Adsenseとか)が好調
  3. アフィリエイトは、ごった煮になるので大手は手を出さない。ほとんどアングラな世界に突入
  4. タイアップは記事編集からして高価で、準大手媒体程度でないと編集費と広告費の釣り合いが取れない


その文脈から言うと、確かにブログ広告もダメかもしれない。


しかし、「ブログ広告って何?」って言うのがあるわけです。

ブログって、テクニカルな部分が多いし、なによりブログ自体を広告媒体と見ると烏合の衆なんでアフィリエイトと非常に相性が良いと思われてきた。私もそう思った。

技術者としても、Amazonや各種アフィリエイトサイトの提供するAPIとの組み合わせや構文解析で商品への自動リンクをはったりというのはやりがいがあるだろう。売り上げに直結する部分で、技術者としては「自分の技術が会社の売り上げに貢献してる!」と思えるのは背筋がぞくぞくするような快感があるのは想像に難くない。



しかし、「ブログ広告ってそれで終わりですか?」って感じたのがAMNだと思う。

インターネット広告の4つのうちブログ広告は最後の1個しかやってない。かろうじて、Adsenseでクリック売りをやってる程度。ここに可能性を感じても全然不思議じゃない。

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自分がインターネット広告の広告主の社員として、掲載媒体を選定し、出稿するバナーや広告の文言を決定し、効果測定をした5年間で、一番効果的だったのはタイアップ広告だった。

しかし、タイアップ広告はすぐに息切れする。

  • 同じ媒体で何度も掲載できない
  • タイアップするネタが続かない。原稿を作るのがすごく面倒
  • そもそもマッチする媒体自体が無い


5年間、何度も広告代理店に「いいタイアップ媒体はありませんか?」と聞き続けた。無かった。広告費だけが余る毎年だった。


広告の業界全体から見ると、多分タイアップ広告のパイは小さいと思う。そして、インターネット広告において、タイアップは・・・とくにネットユーザーをだますかのようなタイアップは炎上と隣りあわせで非常に危険である。Yahoo!なんかはスレスレのところでうまくやってると思う。*1

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私は結局行き詰まりを感じて社員を辞めてしまいWeb制作をする方に回ったのだけど、だけどいまだにタイアップは良いと思う。
ONEDARI BOYS(クチコミマーケティングのパイオニア・おねだりボーイズ!)なんて、手法は稚拙だけど良い企画だと思う。広告主にとってね。ブログ広告はタイアップでこそ花開くんじゃないかと思ってる。ブログ広告のタイアップは、既存のインターネット広告のタイアップに対する欠点を補いうる点が結構ある。

  • 企画を立てれば、文章は向こうが書く
  • タイアップか、レビューかのラインのすれすれ具合

とか、もう最高だと思う。もちろん、そこでAMNの果たす役割は重要。それは媒体として量を確保することももちろんだけど、ブロガーへの教育も然りだと思う。


ページが見つかりません - smashmedia.jp からやや長いけど引用

広告枠を設けて、広告費としてお金を受け取るということは、必ず何かしらの制約を受け入れることである。
新年早々盛り上がったあるエントリーに対して、ぼくが

* 読者のことは(金もらうこととは関係なく)常に意識するべき
* さらに、金もらってるなら何を書くかは配慮すべき

と指摘したことに対して、アルファブロガーの人が、

お金もらうことと読者やスポンサーにこびる事はまた別問題

と言っていた。
別に読者やスポンサーにこびろと言うつもりはさらさらないけれど、そこにお金(広告費)が絡んでいる以上、配慮できないのはそれこそ別問題。
このコメントをもらって2日以上ずっと考えてたけど、消化できなかった。

「自分のためにブログを書いているのであって、他の人に読んでもらうために書いているんじゃない」という反論は、広告を入れてる時点で成立しない。だって他人が読みに来てもらうことを想定してるから、広告を入れてるわけで、自分のためだけに書いているなら広告を入れる必要がない。自分でクリックするわけでもあるまいし。

は、非常にそう感じる。ブロガー当事者でないと消化できずらい感じはする。


ただ、「お金は欲しいけど、広告主のことなんて考えなくていいんだ」なんて、甘い考えはやめろ。
AMNのような広告を出すなら河野さんの提言は受け入れるべき。さもなくば、媒体になるな。この点、AMNはちゃんと周知できてるか微妙。微妙だが、
http://blog.tokuriki.com/ にAMNの広告が入らず、
http://www.ariel-networks.com/blogs/tokuriki/ にAMNの広告が入ってるのを見ると、AMNはその線引きは分かっているのだと思う。







正直、ブログ広告なんて成功するかって言われたら「ダメじゃん」って言いたくなる。
しかし、ブログ広告ってのがいったい何か分かってない。自分は、SNSやブログがはやりだした頃に「こんなの何?何で騒がれてるの?ダメじゃん」っていう感覚をもった。先見の明のなさを恥じ入るばかりで、自分にはそういうのがないんだと思ってるんだけど、ブログ広告にも同じような感じがする。

「ダメじゃん。・・・・だけど、だからこそ何かあるのかも」と。



あと、AMNに
[徳力]私たちは、インターネットに恩返しをする責任があるということ。
なんて本気で思ってる人が居る事も看過できない点だと思う。「世界の発展のために」とか言う人はだいたいうっとうしくてうさんくさいけど、自分の経験を通してそう感じる使命感はそうではない。

*1:だけど、Yahoo!は高いんよ・・・・さすがに出せなかった