tohokuaikiのチラシの裏

技術的ネタとか。

捨てられて悔しいものとか、思い出とかって、心の中にあるとか言ったらクサすぎるかもしれないけど。やっぱ古い写真は重要

最近話題のコレ。
超ハマってたゲームなのに、友人と奥さんにゲーム機ごと売られてしまいました。 - Yahoo!知恵袋
まぁ、以前にも
News×News : 鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい
とかあって、それに類するもんかな〜って感じだけど。


自分はあんまり昔から蒐集癖とかなくって*1、このあたりの感触は良くわからんというのが実情であるんだけど。なんか、ほどほどで良くなっちゃうんだよな。逆に、弟は(今は知らんけど)昔からテレカとかキン消しとかなんか色々と集めてたな。

ゲームのデータ消されたりした経験

ゲームもほとんどやらなくなっちゃって、データ消されるとかよくわからんけど・・・。中学生の時にドラクエやってたら(確か4だったかな)、掃除してた母親が掃除機をガツンとぶつけて(今思えば、ゲームばっかして勉強しなかった当てつけだな)ぼうけんのしょが消えたときは確かに腹立った。逆に、弟はこのとき「まー、いいじゃん。またやれば」とか言ってて「こいつ、何で平気なんだ」ってびっくりしたり。

で、最近4歳の息子がDSをやりたがって、なんかのはずみでぜルダの伝説のデータを全部消したことがあった。「あっ」って思ったけど、子供のしたことだし、不思議なくらい「まぁいいか」って感じになった。

消されるのが思い出の品とかは勘弁とかは思う

404 Blog Not Found:news - モノより、オモイデ。
なんか、論点ずれてるエントリだけどまぁそれはdankogaiの名人芸としても、

以前話したとおり、私はほぼ全ての所持品を火事で失ったことがある。...(略)...
その火事で、唯一焼け残ったのが、アルバムとネガだった。押し入れに入っていたため助かったようだ。...(略)...
いずれにせよ、私の娘たちが「誰の子?」などと私が言い逃れ出来ぬほど私の子であることがそれで確認できたわけだ。赤子だった私と、赤子だった彼女たちは、それほど似ていた。

良い思い出でも悪い思い出でも、写真という絵で残ってると何かその絵の隅々から昔の意識が呼び起されて何とも言えない感じになる。悪い感じではない。望郷みたいな感じ。それは30越えて子供もできてから昔の写真を見て感じるようになったんだけど。

果たしてさ、ゲームを20年後にやったとして、HDDのデータを20年後に見たりして、鉄道模型を20年後に見たりしてそれと同じ感じが得られるかっていうとそれはNo何だと思うな。今、スーパーマリオをやっても全然懐かしくないよね。いや、懐かしいんだけど、古い写真を見たような懐かしさは得られない。


昔、小学生の時にだけど、急流の川淵に建てられた住宅(つまり欠陥住宅)を買ってしまって、案の定というか洪水で流されてしまい*2、崩れかけの家から家族が脱出するっていう実話を基にしたドラマがあって。

レスキュー隊とかの消防隊の人たちが一生懸命救出するんだけど、お母さんがふと思い出して「あれを取ってこないと!」っていってまた家の中に戻ってしまう。「あれ」っていうのはアルバムなんだけど、濁流に飲まれて最後は消防隊に助けられながらもアルバムだけは家の中からもってこようとする。で、ドラマなんで、ドロドロになってアルバムを取ってこれて、家から脱出できた直後にマイホームは崩れ落ち、洪水に家は飲まれてしまう・・・・という。

一緒に見てた母親は「そういうもんだよね」って言ってたけど、自分は「なんでアルバムなんて・・・・」って全然理解できなかった。


今は「もしウチが火事になったら、写真の入ってる外付けHDDだけは持ち出す」って気概です。

結局、「あとで見ない」。

思い出の品っていっても、通常に生活してる限りはあんまり見ないんだよね。写真とかDVDとか以外では。実家帰った時に、倉庫に色々なものが積んであってだいたいどこに何があるのかもわからないし、「こんなの見ねー」って思ってしまってからもう写真だけでいいですって感じになってしまいました。

*1:あるとすると、20年くらいずっと集めてるギザギザ10円くらい

*2:西川峰子みたいな感じ