tohokuaikiのチラシの裏

技術的ネタとか。

ネットイヤーの思い出(というほど大層なものでもない)

ネットイヤーという企業を知ったのは今から4年ほど前

4年前なんで、前の会社で広報のネット部門をやってた時。

社長になったばかり(というのは後で知った)の石黒さんが私の勤務してた会社の目黒支社(本店といったほうが良いのか?)に営業にやってきて資料を置いていったという連絡があった。


ネット担当なのに、当時は全然制作会社とかそういうのに疎くて(まぁ社内で自製してたのだから当たり前かも)、

「ネットイヤー?ふーん。知らないなぁ」

と数多くある広告営業のひとつとして聞き流して「じゃあ資料だけこっち(広報部)に郵送してください」と支社の人にお願いして、送られてきた資料をチラ見して「ふーん。新規立ち上げのサイトへの広告依頼か」と完全にスルーしてた。

当時、そんな依頼は日常茶飯事だったし、出したところで大概がダメだったのを経験上知っていたので。


ところが、どうもそれなりに有名な企業だというのを知ったのは、上司から「そういえば、ネットイヤーから何かあったでしょ?あれどうなった?」と質問を受けたとき。

「あー、資料だけ見ましたけど。これですか?」

と渡したら、それはちゃんと上に連絡しないとダメと怒られ、その結果ネットイヤーに電話連絡をし、営業を受けることになるのだった。


実は、石黒社長が目黒に再度来訪しており「あの件はどうなりました?」と聞かれて、それで上司から私が突かれる事になったのだけど。


まぁ、そう考えるとたいした営業力だなぁと思うのだけど当時は「なんでワザワザ・・・」と感じたものだった。


で、石黒さんの営業を受けた。

なんかKDDIグループから絶大な信頼を得ていて、こういうサイトを作りました・・・みたいな話をとくとくと聞かされた後に、

「肝心の提案は何なんだ?」

と思った後にようやくネットイヤーが作ったサイトの説明。ここに広告出しませんか?という感じ。


月額でいくらで出していたら費用がかかりすぎるので、「お問合せが1件あっていくら」の契約にした。

すると、結局一月で5万円とかなんですよ。こっちからネットイヤーに払うお金が。だから、まぁ損はしなかったんだけどね・・・。ただ手間ばっかりかかるから、正直「どうなんだ?」って感じ。

結局その後、3ヶ月くらいで僕は会社を辞めちゃって、後輩に託したんだけど。

で、辞めてからしばらくしてテレビで石黒さんを見たので後輩にメールした。そしたら、返って来たメールは

あの人、見たくないです。担当も含めて。
とくだねにも出てるんですよね。

な、、、何があった?

ちなみに、そのサイトはもう無い。去年サービス終了したみたい。


Web制作会社として

まぁ、そういう印象のまま私はWeb制作を仕事としてやることになった。で、半年ほど社員が40人くらいのWeb制作会社に派遣で行ってたんだけど、その会社のよくできるディレクターの阿部さんが飲んだときに

将来は、この会社をネットイヤーとかIMJみたいにしたい。
で、コスモインタラクティブに阿部が居るって言われたい

みたいに言ってたんだよね。正直、自分はネットイヤーに良い印象が(「できる」っていう印象が)なかったので、

「いや、もう勝ってるんじゃないですか?」

って言ったんだけど、伝わらなかったみたい。そりゃそうか。

で、阿部さんは
Adobe Edge: 2006年10月
とか作っちゃったりで、その他にも色々やっててたいしたもんだよなぁと思ってる。


いや、もう充分勝ってますよ。局所的には。


あとは知名度だけだよね。これが難しいんだけど。