何故、Webデザイナーが美大卒じゃなくてもやっていけるのか?
最近出たこのエントリーが気になっている。
web製作は求められるスキルが多すぎ!
うーん、既存の紙とかプログラムとかから水平思考でWebをとらえようとするからそう思っちゃうだけなんじゃないかな?って思った。
Webが飯を食えるってなってきた時に、
なんかが、自分の経歴と経験でWebに入ってみたら「ん、ななんじゃーこれ」って思ってしまっただけなんじゃないか?んで、
「web製作は求められるスキルが多すぎ!」
ってなる。
一方、私なんかはそういうのが全くゼロだったので、覚えるしかないと言うか「そーいうもの」と思ってた。態勢が全てに対して低い。
- 「あー、HTMLはこう書くのね」
- 「Apacheってこうやって設定するの」
- 「PHP使うと、フォームをいじれるんだ」
- 「データベースってこう使うんだ」
- 「JavaScript使うとこんなことできるんだー」
- 「SEOってそんなんやるのー?」
わからなかったら、突進して実践して使うのみって感じ。
Webって、それできるじゃん。DTPみたいに大げさな印刷機を必要とするわけでもなく、映像みたいにカメラと編集機が必要でもなく。まぁ、どっちも今は安く手に入りますが、Webってパソコン一個あればできるでしょ。やる気があればスゴい敷居が低い。
仕事となれば、別なんだけど・・・・ッて思ったけど、どの仕事でも必要だよね。要はコミュニケーション能力と進行能力。
今のところ、Webが良くできるなーって人、特に仕事としてWeb制作がよくできるなーって人は
大いなる中途半端能力
を持った人なんじゃないかなーって思ってる。
何かに熱中しだしたら、ダメですよ。多分。まんべんなくさらりとできる。でも、ひとつのことを極められるかっていうとそんな能力はない・・・みたいな。起用貧乏な性格。それってオレじゃんという、すごい自虐な感じ。
何かに熱中して、突破できる人はいいですよ。そういう唯一な才能を持った人って。そういう才能な人を横目で見ながら「つまみぐい」をする・・・そんな人が「Webできるねー」って言われる人なんじゃないかと思った。
たまに、技術的に突き抜けてるのに、人柄もよくマネージメントもできてしまう某CTOとか「人間か!」って思うよな。あー、不公平だ。