tohokuaikiのチラシの裏

技術的ネタとか。

余興は披露宴出席者みんなのことを考えて

学生時代の部活同期の披露宴で余興をし続けてきた。基本は「歌+踊り」なんだけど、ネタには細心の注意をする。

0. 時間は5分程度(これ以上長いと素人ではクオリティを保てない)
1. 下ネタ厳禁(海パンとかもN.G)
2. 暴露ネタ・内輪ネタは厳禁
3. 歌のチョイスは年配でも通じる定番
4. 悔い無きよう、小道具は金出して買う

社会人になって年を経るようになって、最後の4.はどんどん強化された。

実は最初の余興で「ま、なんとかなるだろう」と全然練らずに行って大コケしたのが最初にある。これで(余興の)相方と「我々はなんて甘い考えだったんだ!!!」と目が覚める。


基本、余興ネタは相方と案を練って、練習して(といっても相方は仙台で私は東京なのでソロ練習。合わせは前日のみ)、当日に簡単な役を他の同期に割り振る。なるべく部活のみんなが参加できるようにする。これ大事。


最初ので大コケした我々は2回目の披露宴余興で、長渕の「乾杯」に合わせて4人で踊りつつ登場。乾杯はその4人以外にアンチョコ渡して歌ってもらった。相方は振付の才能があり、シュールな踊りに仕上がった。前日、4人で徹夜で稽古。

長渕の「乾杯」だが、途中で転調させてポップな感じにしている。これは、当時勤めていた会社の後輩がメジャーデビューしたこともあるバリのギタリストだったので「こんな感じで」ってお願いして作ってもらった。2回くらい作り直してもらってすごいのができた。(あとで少ないながら謝礼をしておいた)

そして、新郎の前にみんなで並んで「おめでとう」で散開。これで4分無い程度。



3回目は、牧伸二ウクレレの名曲「やんなっちゃった」をやった。このために、ウクレレ2本とアロハシャツを購入。式が11月でアロハがどうしてもなかったので、布生地をオカダヤで買って妻に縫ってもらった。

もちろん、「やんなっちゃった」は本人のエピソードと我々からのメッセージ性を持たせた替え歌にした。これを前日までに個別で練習し、前日夜にカラオケボックスにて合わせて練習。そうとう眠かった。

このころには、AppleGarageBandがあったので、それで最後の方にピンクレディーの「透明人間」をアレンジして「♪消えますよ・・・消えますよ・・・消えます」に合わせて退場。昔の曲は短いので4分程度だった。初めてでも何とか使えるGarageBandインターフェイスに驚嘆した。



4回目は余興の相方の披露宴。これは孤独な戦いになってしまった。相方がいない分、才能的な振り付けもできないし、ネタはすべて一人で考えなければならない。相方の穴を埋めるべく、音だけではなくビデオを製作し、聞こえなくてもそれで何とかフォローするようにした。ビデオ制作はFlashで。ちなみにFlash使ったのはこの時が初めて。

当時はお笑いが流行ってたので、
はなわ
・テツ&トモ
ギター侍
の曲を替え歌にした。はなわ波多陽区がギターを使うので、自宅からアコギを持参。テツ&トモは、ドンキホーテで赤と青のつなぎを購入した。波多陽区とわからせるために、着流し+帯も購入。東京から仙台まで大荷物で移動した。

これは5分をちょっとオーバーする程度の長さに。

大変だったけど、新郎には非常に喜んでもらった。出席者の人からも声掛けてもらえた。うれしかった。


そして、今度の11月に5回目がある。

おそらく、これが最後だろうな。ということで相方と策を練っているが全然決まっていない・・・・。